冷え性に効果的なアロマテラピーである「ハーブと精油」について
ハーブと精油の関係
芳香植物、ハーブの香りには様々な薬効があるといわれ、その薬効は精神面と肉体面の両方に働きかけると言われています。身体へは皮膚や肺から血管を通って全身に伝わりますが、心への働き方はまだ解明されていません。ただ、鼻から入った香りの分子は大脳に伝わり、本能や情動、記憶に関係する部分にアクセスすると言われています。
ハーブの揮発性の有効成分を抽出したものが精油(エッセンシャルオイル)です。そこには、ハーブのもつ薬効が凝縮されています。ハーブに香りがあるのは、この精油があるからだと言われています。
ハーブはそのままでも香りますが、摩擦を与えることでさらに強く香るようになります。それは、ハーブの花や葉にある精油のポケットが弾けるからなのです。
精油はハーブより芳香成分が濃縮されているため、取り扱いには多少注意が必要ですが、初心者でも手軽にアロマテラピーに使えること、即効性があることが特徴です。用途によって、あるいは気分によって、ハーブと精油を上手に使い分けてください。