冷え性改善に効果的な食べ物である「芋・栗・南瓜のおやつ」について
冷え性や貧血の人におすすめの「芋・栗・南瓜」のおやつ
昔からおやつには「甘いもの」をとるのが一般的ですが、この「甘いもの」は東洋医学では、胃の働きを高めて丈夫にし、疲労回復や滋養強壮に良いとされています。
ただ、冷え性の方が甘いおやつをとる場合、注意していただきたいのは、食べ物には「四気」という分類もあるということです。これは、身体を温めたり、冷やしたりする性質によって食べ物を分類したもので「寒・涼・温・熱」の四つがあります。
「寒」の食品は身体を冷やし、「熱」の食品は身体をあたためる作用があります。「涼・温」は「寒・熱」よりも作用が弱いもので、さらに「涼」にも「温」にも属さない中間的な食べ物は「平」とされています。
ケーキやアイスクリーム、チョコレートなどのお菓子には砂糖をたくさん使います。“白砂糖”は身体を冷やす「寒涼食」の代表的なものの一つですので、冷え性の方がこうしたお菓子を毎日のように食べれば、冷えをさらに悪化させることになるので注意してください。
かわりにおすすめしたいのが、「焼きイモ」や「ふかしイモ」等です。
サツマイモは東洋医学の分類では「平・甘」に属し、身体を温める作用はそんなに強くはありませんが、性質に偏りがないので、季節や体調を気にすることなく食べることが出来ます。
なお、同様の食べ物としては「栗」や「南瓜」などがあげられます。これらの食品を「ふかす」「焼く」「煮る」などの調理をして食べれば、身体中がポカポカと温まり、冷えを和らげることが出来るので、意識的に摂るようにしてください。